22.9.15

勝ち負けとかについて。


ぺぺ:最近気づいたことなんだけど、元々高校時代のサッカーはオレの中でしっくりきてなかったんだよね。正直全然サッカーを楽しめなかった。

みやぎ:うん。なんとなく見てて分かった。

ぺぺ:なんでかっていうと、勝ちとか負けとかを意識し始めたからなんだよね。

みやぎ:そうなんだ。

ぺぺ:たぶん自分の人間性的に、勝ちとか負けとかって苦手なんだと思う。「勝つためにこうしたい」とか「絶対に負けない精神を」とかそういうのが苦手で。

みやぎ:うん。

ぺぺ:勝ちたいからやってたんじゃなくて、単純にボール蹴ってるのが楽しかったからやってたのね。「上手になりたい」とは思っていたんだけど、その「上手になりたい」のきっかけの部分が違ったんだよね。

みやぎ:うん。

ぺぺ:オレの場合は「もっと点獲れれば面白い」とか「もっとドリブルで相手の選手抜けたら面白い」が、先に立つものだったわけ。でも高校に入ってから先に立つものが「勝つために」が入り込み始めちゃった。より職業的って言うか。そういうの苦手みたい。

みやぎ:なるほどね。

ぺぺ:人に勝つみたいなこととか、人と競争してとか。おれ競争も好きじゃないの。だから小学生のころから運動会とか体育祭とか大っ嫌いだし。

みやぎ:うんうん。

ぺぺ:それも高校の頃は分からなかったんだけどね。なんか面白くないなあ。しっくりこないなあ。って思ってたのは多分そこの部分だよね。っていうのに最近気づいたの。(笑)

みやぎ:そうなんだ。(笑)

ぺぺ:勝つとか負けるとか、人を蹴落とすとか競争するとかっていう思考自体がオレには合ってないなって。それに気づいてからなんかしっくりきた。

みやぎ:うーん。

ぺぺ:だから、オレ自身はそういう目標の立て方をした方がいいんじゃないかと思う。もちろん勝ち負けとかそういうことが合っている人も絶対にいるから、その人はその人でいいと思う。

みやぎ:今聞いてて自分はどうだろうって考えたんだけど、オレはなんか大学でずっとやってて思ったのは、楽しむためにはある程度勝たないと楽しさを得る権利は得られないんじゃないかなと思って。

ぺぺ:うんうん。

みやぎ:自分がキャプテンをやってたからアレなのかわからないけど、第一にチームを勝たせないといけないなって思うし、なんか負けたり遊びでやってるだけでも楽しいよねっていうのは分かるんだけど、そこで得られる楽しさ以上に、勝ち続ければもっとすごい楽しさを得られるじゃんっていう感覚があって、絶対勝たなきゃいけないってオレは思う方だから。

ぺぺ:それをみやぎのなかでは楽しめてたでしょ?

みやぎ:うん。

ぺぺ:そこが大事なところだよね。絶対自分が楽しめる形で楽しむことが大事なんだと思うし、その形が人それぞれ違ったりすることは全く悪いことじゃないよね。

みやぎ:そうだね。うん。

ぺぺ:どちらにしろ、本気でやってるから楽しいんだよね。

みやぎ:うん。そう。中途半端にやってたら言い訳が生まれくるしね。「あれぐらいだったからいいや」みたいな。

ぺぺ:そうそう。本気でやらないと、得られないよね。何も。

みやぎ:そうだね。

ぺぺ:暑苦しいのかもしれないけど、やっぱりなんでも本気でやんなきゃって思うよ。

みやぎ:うんうん。

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